どんな病気なの?
顔面の片側にビリビリとした電気が流れる様な痛み、刺す様な痛みです。特に上あごや下あごに出現することが多く歯の痛みとして感じる方も多いです。歯磨き・食事・会話・洗顔・化粧等の動作や顔面への刺激で痛みが誘発されます。顔面神経痛とも呼ばれています。
三叉神経とは
三叉神経とは顔面の感覚を感じる神経で3つの枝で構成されています。1枝は額へ、2枝は上あごへ、3枝は下あごに走行しています。
原因は?
3つの枝は顔面奥で合体し脳へ入って行きます。この過程で三叉神経周囲には動脈や静脈が存在しています。これらの血管は通常三叉神経とは接触していませんが、血管が三叉神経に接触や圧迫を加えてしまうことがあります。これにより三叉神経の興奮を誘発し顔面の痛みとして感じてしまいます。これが三叉神経痛の原因のほとんどを占めます。
治療は?
①投薬療法:抗てんかん薬が用いられる。
②神経ブロック療法:三叉神経に麻酔薬、エタノール、加熱を行い鎮痛効果を得る方法です。
③ガンマナイフ治療:三叉神経後方部に放射線を当て痛みの軽減を図ります。
④外科的治療法:内視鏡を頭蓋内に入れ三叉神経を圧迫している血管を移動させる方法です。